三重大学生物資源学部 土壌圏循環学教育研究分野へ
土壌物理学/Soil Physics 6th edition
土中の水・熱・ガス・化学物質移動の基礎と応用
ウイリアム・ジュリー+ロバート・ホートン著
取出伸夫 監訳/井上光弘+長裕幸+西村拓+諸泉利嗣+渡辺晋生訳
(築地書館,2006年3月,ISBN4-8067-1324-4,4200円)のサポートページです。
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追加資料・リンク
- 例題・問題の解答例:
- MS_Excel/ActiveXを利用した計算例:使い方 / 水分特性関数モデル [Win] / 熱伝導率の計算モデル [Win・Mac]
- 関連例題・応用例題・ゼミ資料:
・Excelのマクロを利用した資料に関する注意点は、上記の「使い方」を参照下さい。また、下記の資料のマクロは、Win/MS-Excel以外ではうまく動かない場合があります。
・HYDRUSのプロジェクト使用法については演習本のページのHYDRUS-1D使用解説を参照ください。
・STANMODおよびCXTFITの使用法については、マニュアル[ STANMOD / CXTFIT ]を参照ください。
・HYDRUS, STANMOD, CXTFITの最新版はPC-Progressよりダウンロードできます。
- 3章:
・3章の図17, 19, 20, 21のHYDRUSプロジェクト[zip file] (2006.5.17)
・3.2.4 飽和成層土中の水の流れ(境界の圧力水頭と各層の飽和透水係数の関係)の計算例[MS-Excel file] (2010.11.20)
・3.3.3 毛管モデルを用いた不飽和透水係数−水分量曲線の計算例[MS-Excel file] (2006.5.10)
- 7章:
・7章の図2, 3, 5, 6, 9, 12のSTANMODプロジェクト[zip file] (2006.5.18)
・7章の図9のSTANMODプロジェクト(テキストの図に近い例)[zip file] (2009.9.4)
- HYDRUS:HYDRUSと演習本のページ / USDA Salinity Laboratory / IGWMC / PC-Progress
- ご質問は SoilPhysics Q & A にお願いします。
情報・補足
正誤表
第4刷
第3刷
- p43, 5行目:「Pliq-Pair」→「Pair-Pliq」(この例題ではPair < Pliqなので) (Thanks: 牛尾さん)
- p103, 6行目:「∂h/∂θ」→「∂h/∂z」
- p180, 3行目:「7.0 mcal cm-1℃-1s-1」→「4.0 mcal cm-1℃-1s-1」
- p182, 6行目:「1.1 g cm-1」 → 「1.1 g cm-3」 (Thanks: 岡橋さん)
- p215, 6.37式右辺括弧の中:「h Mv / ρwRT」 → 「h g Mv / RT」 (Thanks: 伴さん)
第2刷
- p13および索引:「オキソシル」 → 「オキシソル」 (Thanks: 長田さん)
- p45:下から5行目:8.32 M-1K-1 → 8.32 J M-1K-1 (単位にJが足りない)
- p96:式3.51 積分区間「ay〜0」 → 「y〜0」 (Thanks: 中西さん)
- p97:図3.12:「L/a = 5.0」→「L/a = -5.0」(L > 0, a < 0なので)。
- p103, 8行目:「ここで,∂h/∂θ」 → 「ここで,dh/dθ」
- p103, 末行:「限られている.(〜〜〜)」→「限られている(〜〜〜).」(句点の位置)
- p105:表3.6のBrooks and CoreyのK(θ):K(h[θ]) = (hd/h)ω = Θω/λ →
K(h[θ]) = KS(hd/h)ω = KSΘω/λ (Thanks: 薫ちゃん)
- p105:表3.6のBrooks and Coreyについて:「ここで ω = 2 + 3λ」を追記
- p110:図3.18表題:表面圧力hi = -100 cm,初期圧力h0 = -20cm →
初期圧力hi = -100 cm,表面圧力h0 = -20cm (Thanks: 江崎さん、須崎さん)
- p114:問題3.6:問題番号「(e)」→「(d)」
- p163:図5.3b:「潜熱S」→「顕熱S」
- p171:図5.6左右の図とも:潜熱→顕熱(Thanks:武藤さん)
- p230:そのため,dwb=Lθをポアボリューム → そのため,dwb=Lθはポアボリューム
- p254:(式7.60)のY → Z、(式7.62)のz → Z、(式7.64)のY → Z(2カ所)および、p255の6行目C(Y, T)のY → Z。
- p319:問題4.2の最初の式変形∫(θ/θs)Ndθ → ∫(θ/θs)-Ndθ
- p321, 問題4.4の結果の表5の最下段合計: 9, 9, 0.75 → 9, 1.5, 3.75 (蒸発フラックスETの合計はあまり意味を持たない。蒸発量の合計は7.5cmであり、20日間の総収支は18-7.5=9+1.5となる。)
- p329:問題7.2:反応項がないする → 反応項がないとする
- p372:全土中水ポテンシャルの成分(latent heat flux) → 全土中水ポテンシャルの成分(total potential head)
- p372:潜熱フラックス(total potential head) → 潜熱フラックス(latent heat flux)
- 表紙, 帯3行目:改定→改訂
- 訳者まえがき, 15行目:句点「。」→「.」
- p21, 式(1.9)左辺:CaX+2NaX → CaX+2Na+ (Thanks: 藤木さん)
- p22, 20行目:NO33- → NO3- (「3」が余分です)
- p23, 28行目:濃度[ ]の単位はmmol L-1 → 濃度[ ]の単位は電荷等量を表すmmolcL-1
- p25, 図1.11:次の訳注を追記:「横軸の範囲は対象による。(b)のようにある溶液濃度で吸着濃度が一定になるKfについては7章の訳注7を参照。」
- p48, 例題2.6;140, 120, 40 → 140 g, 120 g, 20 g (容器の質量の修正および単位の追加)
- p59, 図2.10:ψp → ψs
- p71, 問題2.8:土の鉱物質量吸収係数 → 土鉱物の質量吸収係数
- p72, 問題2.9:光線 → 放射線
- p75, 最終行:d → dΦ
- p88-102:「バッキンガム-ダルシーのフラックス則」と「バッキンガム-ダルシー則」が混在しています。(誤りではありませんが、後者に統一。)
- p90, 25行目:2σ/ρwh1 → - 2σ/ρw g h1
- p91, 図3.10:2σ/ρghx → - 2σ/ρg hx (式3.33に符号をあわせる)
- p96, 例題3.8:「地下水面が深さLに位置するとき、地表面から地下水面への下向き定常フラックスを計算しなさい」(誤りではありませんが、改訂。)
- p98, 表3.3:(z,h)=(40,-125),(30,-75),(20,-40),(10,0) → (z,h)=(40,-125),(30,-75),(20,-40),(10,-15),(0,0)
- p98, 式(3.56):「−」の負号を追記
- p107-108, 図3.14-3.16:本訳書で修正した原著の式3.85の結果が、図に反映されていませんでした。修正した図はこちら(Excelのマクロについては上の「追加資料」の項を参照下さい。
- p109, 図3.17:表面圧力hi = -100 cm、初期圧力h0 = -15 cm → 初期圧力hi = -100 cm、表面圧力h0 = -20 cm
- p109, 3行目および13行目:h0 = -15 cm → h0 = -20 cm
- p110, 図3.18:h0 = -15 cm → h0 = -20 cm
- p111, 図3.20おおび4行目:12時間毎 → 6時間毎
- p112, 問題3.1:100 cm3 → 100 cm2
- p113, 問題3.4:100 cm3 → 100 cm2
- p114, 問題3.6:1行目, 2行目および5行目:cm h-1 → cm day-1
- p114, 問題3.7(b):「上の5つの水分領域に対して」 → 「各水分領域(Δθ = 0.1-0.2, 0.2-0.3, 0.3-0.4, 0.4-0.5)に対して」
- p179, 25行目:℃1 → ℃-1
- p181, 図5.11(b) 縦軸の単位:熱拡散率の単位は(cm2 s-1)です。
- p185, 図5.14, qの単位:W m-2 → W m-1 (Thanks: 大森君)
- p190, 式5.56:ω(t2 - t2) → ω(t2 - t1)
- p196, 問題5.3:400 cm2 day-1 → 400 cm2 day-1
- p197, 7行目:(cal cm-3℃^-1) → (cal cm-3℃-1)
- p197, 問題5.5, 式の後ろの単位:g cm-1 day-1 → g cm-2 day-1 (Thanks: 濱本さん)
- p198, 1行目:発砲 → 発泡
- p203, 13行目(6.4式の前の行):損失速度置rg → 損失速度rg
- p224, 13行目:Ca = Mg/Va → Cg = Mg/Va
- p233, 1行目(タイトル):線形吸着平衡 → 線形平衡吸着
- p235, 式(7.29):ρb (∂Ca/∂t) = -α (KdCl-Ca) → (∂Ca/∂t) = α (KdCl-Ca) (ρbと負号を削除)
また、式(7.29)については次の訳注を追加
「原著では左辺に乾燥密度ρbを乗じた吸着律速式が示されているが,ここでは(7.32)式と同じく速度常数αに時間の逆数の次元を持たせるためにρbを省いた式を示す.」
- p235, 11行目:句点「。」→「.」
- p253, 図7.16縦軸について以下の訳注を追加
「原著においても縦軸の数値が示されていない.また,土性の条件も示されていないため,HYDRUS-1Dによりこの図を完全に再現することは難しい.ただし,非定常水分流れの溶質移動の積算排出量と濃度の関係に対してCDEを適合すると,同様の結果が得られることが確認できる.」
- p253, 図7.16キャプション:Simunek et al., 1977 → Simunek et al., 1997
- p254, 図7.17キャプション:Simunek et al., 1977 → Simunek et al., 1997
- p265, 式(7.90):λ= D/V = V2/2 (...) → λ= D/V = V2/2z (...) :分母にzを追加
- p265, 7行目:TNとT0のアスタリスクを削除 (混乱を回避するため)
- p265, 式(7.93):式中のIとzをイタリック体に.
- p267, 表7.5のCLTの平均の式の分子:z exp (μ + σ2) → z exp (μ + σ2/2)
- p285, 式(A.20):ρ= E[ ][ ] → ρ= E[( )( )]
- p289, 例題A.7:P(0) = 0.01 = 0.5 + N... → P(0) = 0.5 + N... (=0.01を削除)
- p290, 式(A.33):f(z) → f(Z)
- p295, 例題A.12の解を変更:「解 正規モデルまたは対数正規モデルによる最大偏差は,それぞれ0.238,0.121,である.したがって,KS検定は有意水準15%で両方の分布を採択する.KS検定はP = 0.2 で正規分布の仮説を棄却する.」同ページの訳注も同様に変更。
- p305, 問題1.5:式中のρmをρsに.また後半を次のように修正
「全体の次の湿潤密度(wet bulk density)をρbw,飽和した団粒の湿潤密度をρbwpとする.団粒の間隙率0.51が密度1.0 g cm-3の水で満たされているので,ρbwp = 1.3 + 0.51 = 1.81 g cm-3.したがって,団粒内間隙が水で飽和,団粒間間隙が空気で満たされている土の湿潤密度は
ρbw = ρbwp (1 - φi) = 1.81×0.6 = 1.086 g cm -3
実際には,団粒内には常に水が保持されていることが多い.」
- p312, 問題3.2, 3行目および6行目:cm day-1 → cm h-1
- p315, 8行目:「これらの式から、結果は表3となる」 → 「これらの式(添え字Kは、3.31式で、J=1, 2,...,K,...,M-1, M)から、結果は表3となる」 (括弧内の説明を追記)
- p315, 表3, 水分量0.3-0.4のfJの値:0.229 → 0.219 (表の値は、使う値や有効数字の丸め方により多少異なります。)
- p317, 問題3.11(b): 矢印右のKs → Ks = (等号を追記)
- p324, 問題5.5: λeは, 259..., λ*は233.7 → λeは, 259.2 ..., λ*は235.3 (Thanks: 濱本さん)
- p324, 問題5.5, 比率の式,文および表中:HvJv → HvDTv (Thanks: 濱本さん)
- p349, Khan and Jury: A laboratory test of the dispersion scale effect. → A laboratory test of the dispersion scale effect in column outflow experiments. (Thanks: 徳本さん)
- p349, Lee, J., R. Horton, and D. B. Jaynes, 2000b. Evaluation of a simple method for estimating solute transport parameters: Labotatory studies. Soil Sci. Soc. Am. J. 64: 492-498 (追記)
- p366, θr;:残留体積含水率量 → 残留体積含水率
- p375, 毛管モデル(capillary region) → 毛管モデル(capillary tube model)
- p375, 毛管領域(capillary tube model) → 毛管領域(capillary region)
正誤表:PDF版(2009.9.11更新)
原書 Soil Physics 6 ed. 第1刷
原著の正誤表について:
このファイルは、翻訳作業時に整理・修正用に作製したものであり、原著者の責任において作製したものではありません。
また、正誤表の誤り等については責任を負いかねますのでご了承の上、使用下さい。
正誤表[PDF]をダウンロート
正誤表作成後に新たに見つかった原著の修正リスト(PDF版には反映されていません)
- p26, Fig 1.11(b) x-axis:0,10,20,30,40,50 → 0,0.2,0.4,0.6,1
- p60, Figure 2.10:ψp → ψs
- p92, Line 13: -2σ/ρwh1 → -2σ/ρwgh1
- p100, Eq. 3.56: K(h) → -K(h)
- p111, Figure 3.17, 3.18 and related text: h0 = -15cm → h0 = -20cm
- p109-110, Fig 3.14-3.16: See [Excel file]
- p116, Line 1-2 :
Clay on top of the sand → Clay on the bottom of the sand
Clay on the bottom of the sand → Clay on top of the sand
- p182, Fig 5.11(b): cm2 s-1 → cm2 s-1 (Unit in vertical axis)
- p186, Fig 5.14: W m-2 → W m-1 (Unit in q)
- p198, Problem 5.5: g cm-1 day-1 → g cm-2 day-1
- p235, Eq. 7.29: delete "-" in front of α.
- p254, Fig 7.16: Values for vertical axis were not indicated.
- p265, Eq. 7.90: λ= D/V = V2/2 (...) → λ= D/V = V2/2z (...)
- p266, Table 7.5 Mean for CLT: numerator: z exp (μ + σ2) → z exp (μ + σ2/2)
- p289, Example A.7: P(0) = 0.01 = 0.5 + ... → P(0) = 0.5 + ...
- p294, Example A.12 Solution: 0.213, 0.146, P < 0.2, P = 0.3 → 0.238, 0.121, P < 0.15, P = 0.2
- p304, Line 25: elevated → evaluated
- p311, Problem 3.2: cm day-1 → cm h-1
- p324, Problem 5.5: λe = 259..., λ* = 233.7 → λe = 259.2 ... λ* = 235.3
- p324, Problem 5.5: HvJv → HvDTv
- p349, Khan and Jury: A laboratory test of the dispersion scale effect. → A laboratory test of the dispersion scale effect in column outflow experiments.
- p349, Lee, J., R. Horton, and D. B. Jaynes 2000b. Evaluation of a simple method for estimating solute transport parameters: Laboratory studies. Soil Sci. Soc. Am. J. 64: 492-498.
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本ページおよび関連ページ内における資料等は個人の責任において、教育・研究に活用して下さい(非営利目的)。得られた結果に関しては本ページは責任を負いません。本書および本ページの資料や結果にご意見、ご指摘頂ければ幸いです。
Last-modified: 2020-6-9