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Excel/ActiveXコントロールの使い方
MS-Excelの簡易GUI機能(ActiveX コントロール)を使った教材の一例です。
ファイルはマクロを含みます。個人の責任において利用下さい。
ファイル起動時に聞かれますので「有効にする」としてください。
(場合によっては、エクセルの[ツール]→[マクロ]→[セキュリティ]でセキュリティレベルを「中」程度まで落としたのち、再試行してください)
Windows版はWindows版Excelのみで利用できます。
残念ながら、Macintosh版Excel、OpenOfficeなどActiveXコントロールをサポートしていない環境では使用できません。
(ファイルを開くことはできますが、ActiveXコントロールを利用したボタンやバーは単なる描画オブジェクトとして表示されます)
Machintoch版はWindows版およびMachintosh版の両Excelで使用できます
ActiveXコントロールではありません。(本ページのタイトルとは異なりますが...)
ファイルを開いたら、スクロールバー(あるいはスピンボタン)を適当に動かしてみてください。スクロールバーの動きに合わせて参照セルの数値が変わり、同時にグラフに結果が反映されます。参照セルへ直接数値を入力しないでください(入力するとそれ以降のコントロールが無効になります)。各モデルの視覚的理解、パラメータ依存性の検討、逆解析の際の初期値の設定などに有用です。
Windows版(Office 2003)
メニューバーから[表示]→[ツールバー]→[コントロールツールボックス]を選択して「コントロールツールボックス」を表示させます。一番左上にある「デザインモード」という水色のアイコンをクリックすると、それぞれの ActiveX コントロールの配置や動作を編集できるようになります。ここで使っているのは「スクロールバー」という ActiveX コントロールです。
編集したいコントロールを右クリックして「プロパティ」を開きます。一番重要なのは「LinkedCell」というプロパティで、そこで指定したセルにスクロールバーの示す数値が入ります。
「デザインモード」アイコンを再度クリックすると、デザインモードを終了し、実際に動作するようになります。
Windows版(Office 2010(2007)の場合)
(1)「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」
(2)リボンにVisual Basicとスクロールバーのコマンドを追加する。
例えば「ホーム」に追加する場合。
・「リボンのユーザー設定」→「ホーム」→「新しいグループ」を追加
・「コマンドの選択」→「Visual Basic」→「追加」
・「コマンドの選択」→「スクロールバー」→「追加」→「OK」
(3)「ホーム」→「(追加された)Visual Basic」→「(開いたVisual Basicのウィンドウ)実行」→「デザインモード」(orツールバーのデザインモードアイコン)
(4)「(追加された)スクロールバー」→「エクセル上をクリック」→「出てきたスクロールバーを右クリック」→「プロパティ」
以下、2003と同様に設定。
Mac版
メニューバーから[表示]→[ツールバー]→[フォーム]を選択して「フォームツールバー」を表示させます。
フォームツールバーの各アイコンをクリックすると、それぞれのコントロールを配置できます。ここで使っているのは「スクロールバー」と「スピンボタン」というコントロールです。
編集したいコントロールをCommand+クリックして「コントロールの書式設定」を開きます。「コントロール」で指定するセルおよび最大値、最小値など設定します。
無関係なセルを一度クリックすると、コントロールがアクティブとなり、実際に動作するようになります。
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