直径数μmのガラス玉を、水中に分散させ一定速度で凍結させた。
(a)は温度勾配0.25K/mm凍結速度1.5μm/s、
(b)は温度勾配0.25K/mm凍結速度2.0μm/s。
図中右が低温側、左が高温側で、破線が氷の成長面を示す。また白点がガラスの粒子である。
(b)の凍結速度では、氷は粒子を取り込みながら成長したが、(a)では粒子を吐きだしながら成長した。
氷の成長面が粒子を吐きだす/取り込む臨界の凍結速度と粒径の関係。
粒径が小さいほど、粒子は氷から吐きだされやすいことがわかる。