アイスレンズの厚さと間隔


 凍結速度が一定であれば、ほぼ等厚のアイスレンズが等間隔に観察される。
 アイスレンズの厚さは、凍結速度が速くなると薄くなる。また塩濃度が高くなっても薄くなる。
 アイスレンズの間隔のほうは、凍結速度や塩濃度の影響をあまりうけず、全体にゆらぐ傾向がある。




 一方向凍結中のガラス粉粒体中で観察された、アイスレンズの平均厚さとその間隔。
 右は凍結速度を、左は初期NaCl濃度をそれぞれ変えたときの、平均厚さと間隔の変化。
 ただし、左図中の実験の凍結速度は全て0.4μm/s。